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陽炎 (気象現象) : ミニ英和和英辞書
陽炎 (気象現象)[かげろう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [よう]
  1. (adj-na,n-adv,n) way 2. manner 3. kind 4. sort 5. appearance 6. like 7. such as 8. so as to 9. in order to 10. so that 1 1. yang 1
陽炎 : [かげろう, ようえん]
 【名詞】 1. heat haze 2. shimmer of hot air
: [ほむら, ほのお]
 【名詞】1. flame 2. blaze
: [げ, き]
  1. (suf) (uk) seeming 2. giving the appearance of 3. giving one the feeling of
: [ぞう]
 【名詞】 1. elephant 
: [げん]
  1. (pref) present 2. current

陽炎 (気象現象) : ウィキペディア日本語版
陽炎 (気象現象)[かげろう]

陽炎(かげろう)(heat shimmer,heat haze)とは、局所的に密度の異なる大気が混ざり合うことでが屈折し、起こる現象。よく晴れ日射が強く、かつがあまり強くない日に、道路のアスファルト上、自動車の屋根部分の上などに立ち昇る、もやもやとしたゆらめきのこと。
蜃気楼の意味でこの言葉を使うこともある。厳密には、陽炎は上昇気流により密度の異なる大気がばらばらに混合して起こる小規模なもので、蜃気楼は状に密度の異なる大気が分布した状態で起こる大規模なものである。
== メカニズム ==
光は通常直進するが、空気の密度が異なる場所では密度のより高い方へ進む性質(屈折)がある。光の発信源(人間が目で見たりカメラで撮影したりする景色物体)と観測者(人間やカメラなど)の間に密度が異なる空気が隣り合っている場所があると、そこを通る光は通常と異なる経路を辿り、景色や物体が通常とは異なる見え方をする。光学では、このメカニズムによってもやのような揺らぎができることをシュリーレン現象と呼んでいる。
大気は温度変化により体積が変化して密度が変わり、温度の異なる大気が隣り合っている場合、光は冷たい空気の方へ屈折する。晴天の日中に、物体の表面が日光を受け温度が上がったとき、風が弱い場合はそこに滞留している大気が暖まり、密度が小さくなって浮力により上昇する。このとき暖まった大気と周りの相対的に冷たい大気とが混ざり合い、乱流的な上昇気流が発生する。この上昇気流の部分を通る光が様々な向きに屈折されることで、陽炎が見える。
このような現象は平原砂浜など様々な場所で見ることができる。焚き火の炎の上、エンジンなどの排熱には明瞭なゆらぎが見られる。また、空気中だけでなくなどの液体中でも見られる。
大気が光を屈折させて起こる現象は他にもある。蜃気楼の場合は、密度の異なる大気が層流的な流れをしているか静止していてほとんど混ざり合わないため、鏡写しのように一部分だけがきれいに分離して見える。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「陽炎 (気象現象)」の詳細全文を読む




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